スクールガイド
01.サッカースクールについて
大きく分けると、土日に試合を行うサッカーチームと平日に練習を行うサッカースクールがあります。
サッカーチーム
普段の練習の他に、サッカー協会に登録し、協会主催やその他の試合に参加します。この中にはいわゆる少年団やJリーグの下部組織、クラブチームが含まれます。
サッカースクール
主にサッカーの技術を学ぶサッカー教室。チーム活動とスクール活動を同時に行っているチームもあれば、スクール活動のみで公式戦には参加しないスクールもあります。
02.カテゴリー
サッカーのカテゴリーは 1 種から 4 種の 4 区分に分けられます。
- 第 4 種 小学生以下 (12 歳以下 ) の選手で構成されるチームを指します。
- 第 3 種 中学生以下 (15 歳以下 ) の選手で構成されるチームを指します。
- 第 2 種 高校生以下 (18 歳以下 ) の選手で構成されるチームを指します。
- 第 1 種 年齢に関する制限のないチームを指します。
当サイトでは主に第 4 種と第 3 種に属するチームを紹介していきます。
第 4 種に所属するサッカーチームは東京都でおよそ 760 チーム、神奈川県でおよそ 450 チームもあります。
これらの数は各都道府県のサッカー協会に登録しているチーム数であり、実際にはこれ以外にチーム活動を行わないサッカースクールもあり、サッカースクール・チームの総数は正確には把握できないのが現状です。
少年団
地域の小学校の児童がメンバーの中心になっています。多くは小学 1 年生から 6 年生までが対象となります。一部の少年団は未就学児 ( 小学生未満の子供 ) も対象にしています。
クラブチーム
J リーグの下部組織などもここに入ります。クラブによっては入団するためにセレクション( 入団試験 ) があるクラブもあります。
サッカースクール
少年団やクラブチームに通っている選手が技術向上のために通っているスクールや、初心者向けのスクールなど様々なスクールがあります。
その他
幼稚園の園庭で園の児童を対象としたサッカー教室や単発で行われるサッカークリニックなどもあります。
少年団
月謝は 1 か月 3,000 円〜5,000 円くらい。 1 週間に2〜3回練習を行います。
費用はこの他に、チーム指定のユニフォーム・ジャージ代や合宿費用の積み立て
( 1か月 3,000 円程度 ) がかかることがあります。
1 か月にかかる費用はボランティアで運営されている少年団が最もかかりません。
ただし、試合の時の当番や会計係など親にかかる負担もあります。
クラブチーム
月謝は 1 か月 5,000 円〜8,000 円くらい ( 週 1 回の金額です。 ) 週 2 回 3 回と
練習回数が増えると月謝金額も上がります。週 3 回になると 1 万円を超えてきます。
クラブチームも指定のユニフォームやジャージがあるケースがあるので同様に費用が
かかります。また遠征や合宿などがある場合はさらに費用がかかります。
少年団に比べると費用はかかりますが、当番などの親の負担はありません。
サッカースクール(サッカー教室)
月謝は 5,000 円〜 8,000 円くらい ( 週 1 回の金額です。 )週 2 回 3 回と練習回数
が増えると月謝金額も上がります。週 3 回になると 1 万円を超えてきます。
チーム活動を行わないので試合の遠征費用などはかかりません。また当番など親の負
担もありません。
気になるスクールやチームがあったら、体験練習に参加してみましょう。
一部のチームやクラブを除き、ほとんどのサッカースクールやサッカーチームは無料で練習体験をすることができます。実際に練習に参加して、参加したスクールやチームの雰囲気を感じることができます。
体験練習の際は、運動できる服装で、汗拭きタオルと飲み物も用意してください。また、練習を見学することも可能です。見学する場合も、お子様が途中で練習に参加したくなることもあるので、運動ができる服装で見学に行った方が良いです。
体験練習に参加するためには、事前に各スクールやチームに予約をしてください。体験練習の予約をするには「プレグラ」の体験練習予約メールやフリーダイヤルで電話ができるので、ぜひご利用ください。
アンケート
プレグラでは2011年8月に、0歳から12歳までの子供がいる親(500名)を対象に以下のアンケートを実施しました。
子供にスポーツを習わせる目的は「子供の体力強化のため」が30%と最も多いです。
しかし「コミュニケーション能力の向上」・「団体行動を学ばせるため」などの体力強化以外の
目的も高い割合を示しています。
全体の80.2%が1000円〜10000円の間に入ります。プレグラに掲載されているスクール・チームもほとんどがこの価格帯にあてはまります。
親の60%以上が、子供にスポーツを習わせようと思っています。今回の調査では0歳児から12歳児までの子供を持つ親を対象としています。対象を小学生以上の子供を持つ親に限ると、習わせている習わせようと思っている割合が高くなると思われます。
「子供の希望」・「子供が体験して実際に気に入った」が高い割合を示しています。ただし、通う距離や料金も重要な要素になっています。 ただ子供の意思を尊重する傾向が見て取れます。
4の結果と同様に「子供の意思」を尊重していることがわかります。
これらのアンケートから、多くの親が子供にスポーツを習わせたいと考えていることがわかります。
また習わせる目的は「体力強化」が主たる目的となりますが、「コミュニケーション能力の向上」・
「団体行動を学ぶ」という要素も強いことがわかります。
サッカースクールやフットサルスクールは費用面では最も平均的な価格帯になります。
しかし、決める際の最大のポイントは「子供の意思」になります。実際にプレグラで費用やスクールの
所在地などを調べて、体験練習に参加してみることをお薦めします。