【少年サッカー】サッカーの審判の資格の取り方は?
自分の子どもが通っているサッカークラブから審判のお手伝いをしてほしいと頼まれた…。
でもルールとかよく分からないし、審判のなり方もわからないし…。
そんな保護者の皆様!
意外にもサッカーの審判員には簡単になることが出来ます!
今回はそんなサッカーの審判員について詳しく説明していきます!
審判員の種類
サッカーの審判員には、いくつかの役割・種類に分かれています。
・主審
コート内で試合全体を把握し、最終的なジャッジを下す審判です。
・副審
コートのタッチライン際でオフサイドラインに合わせて動きつつ、
主審の見えにくいタッチライン、オフサイドライン、ゴールラインの判定を主に行います。
・第4審判
選手交代、数字記録の管理やアディショナルタイムの掲示など試合中の事務的な部分や、
試合に出場していない監督・コーチ・選手たちの監視・コントロールを行います。
また、主審・副審が急な交代となった際には、主審・副審の代わりを行う場合もあります。
・追加副審
ゴールエリアの横脇に立ち、ペナルティエリア内の監視を行います。
・ビデオアシスタントレフェリー(VAR)
映像で試合を監視し、主審がVARの映像を見て判定をする際に主審のサポートを行います。
あくまでもサポートになるので、最終的なジャッジは主審が下します。
・アシスタントビデオアシスタントレフェリー
上記ビデオアシスタントレフェリーのサポート役になります。
審判員制度について
サッカーの審判員には1級から4級まで、4つの等級に分かれています。
ワッペン | 級 | 技能 |
---|---|---|
1級 | JFAが主催するサッカー競技を担当することができる | |
2級 | 地域サッカー協会が主催する試合を担当することができる | |
3級 | 都道府県サッカー協会が主催する試合を担当することができる | |
4級 | 都道府県サッカー協会を構成する支部、地区/市区郡町村サッカー協会の参加の団体、 連盟等が主催するサッカー競技の試合を担当することができる。 ※4級審判員で特に優れていると都道府県サッカー協会の審判委員会が認めた審判員については、 都道府県サッカー協会主催するサッカー競技の試合を担当することができる。 |
スポーツ少年団や少年サッカークラブのコーチたちが、主に取得している審判員の資格は3級や4級になります。
4級の審判員資格は12歳から、3級の審判員資格は15歳から取得が可能なので、
中学生や高校生でも資格を取得する方もいらっしゃいます。
4級審判の資格取得方法
サッカーの審判を行う全ての人が最初に取得することになる4級審判員の資格は、
各都道府県で行われている審判員講習を受講することで取得することが出来ます。
講習時間
各都道府県によって若干の違いはありますが、
約2時間の講習と実技を約1時間30分を行った後に、
資格取得のための試験が行われます。
資格試験の結果は試験後すぐ判定されて、
合格の場合には、その日の内に資格を取得することが出来ます。
受講のための費用
受講には、「サッカー協会への登録料」+「競技規則本料」+「受講料」の3つが必要です。
受講料は各都道府県によって若干異なりますが、概ね5,500円〜6,500円程となっております。
またユース年代(高校生)以下は、登録料や受講料などの割引があります。
埼玉県の場合は下記の通りです。
埼玉県 | 登録料 | 競技規則本料 | 受講料 | 合計 |
---|---|---|---|---|
一般 | 3,000円 | 1,100円 | 1,500円 | 5,600円 |
ユース | 1,000円 | 0円 | 1,000円 | 2,000円 |
4級審判員資格取得のための受講申し込みは各都道府県のサッカー協会HPから可能です。
開催されている日程や、申込期間をご確認していただき、お申込みください。
各都道府県のサッカー協会のHPのURLはこちら↓
4級審判のテスト問題(参考例)
Q1.
試合前、 主審はゴールポストの内側から5.5mのところに、
直角にゴールエリアが引かれていることを確認する。
Q2.
試合前、ゴールラインの幅とゴールのクロスバーの幅が同じであるか確認する。
Q3.
試合前にフィールドを確認したところ、ゴールラインがゴールポストと同じ幅で引かれていた。
Q4.
ゴールキーパーがボールを手で持ってキックしようとして、
持っているボールをペナルティーエリアのライン上で手から離したので、そのままプレーを続けさせた。
Q5>
試合前にグラウンドを点検したところ、コーナーアークが 自分が思っているより小さく感じられたので、
実際に計ったら90cmであったので訂正させた。
引用元サイト:https://www5e.biglobe.ne.jp/~ks0717/rule-test_01.htm
4級審判のテストでは上記のような問題が出題されます。
講習をしっかりと聞いていれば答えられる内容になりますので、
なんとなくルールをしっている程度の知識でも安心して受講することが出来ます。
ちなみにこの問題の答えは・・・全て〇です!←反転させてください。
まとめ
意外にも簡単に取得出来るサッカーの4級審判員の資格。
ルールを知っているのと、知らないのではサッカーを見る目も変わってきますし、
お子様にもしっかりとしたルールを伝えながら話をすることが出来るようになります。
是非、保護者の皆様も審判員の資格取得をしてみてください!
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