プレグラ -PLAY GROUND-

サッカーを始めたばかりで、リフティングの練習を頑張っている子もいるのではないでしょうか。

私もサッカーを始めたばかりの頃、リフティング10回という壁が大きく、なかなか超えることが出来なかった記憶があります。

そこで今回はリフティングのコツを簡単にお伝えしていきたいと思います！

リフティングとは

そもそもリフティングとはなんでしょう。

簡単に言ってしまえば、サッカーボールを地面に落とさないように扱うことを言います。

リフティングと一言でいっても、ボールを扱える場所は一か所だけではありませんから、
インステップリフティング、インサイドリフティング、アウトサイドリフティング、ももリフティング、ヘディングリフティング、肩リフティング…などなど、
色々なリフティングがあります。

そもそも回数は重要？

リフティングの回数＝サッカーの上手さと考えている人もいるかもしれません。

勿論、リフティングが多く出来るということは良いことですが、
回数が少ないからと言ってサッカーが下手ということではありません。

嘘か真かは分かりませんが、リフティングが殆ど出来ないプロサッカー選手もいますからね。

いずれにせよ、サッカーの基本であるボールの扱う技術の向上に繋がりますから、
練習をして損することは絶対にありません。

練習をしていく中で、ボールの中心を捉える技術などボールコントロールが上手になっていきます。

リフティングの練習

ボールは高めに上げる

まず、リフティングが上手になるコツの一つに、
ボールを高く上げてリフティングをすることがあります。

つま先らへんで”ちょんちょん”とボールを扱うリフティングよりも、
足の甲(インステップ)でしっかりボールをコントロールして
ポーンとボールを上げるリフティングの方が、
ボールを扱う際の感覚が養われ、技術向上に繋がります。

実際の試合でも、インステップの方がつま先よりも多く使うことなりますので、
沢山ボールに触れて感覚を養いましょう。

最初はバウンドありでやってみよう

最初の内、ボールを落とさずにリフティングを続けるのは非常に難しく、
2回、3回くらいで落としてしまうことが多いです。

まずは、しっかりボールの中心を捉えて、常に一定の高さ、ペースでボールを扱えるようにするため、
1回ボールを蹴ったら、1回ボールを落として、また蹴ってと、
ワンバウンド間に入れたワンバウンドリフティングを練習してみましょう。

ボールの中心をしっかり捉えられるとボールはほぼ回転しません。
その回転していないボールを連続で蹴れるように何度も挑戦しましょう。

中心に捉える無回転のボールを狙って蹴れるようになってきたら、
ノーバウンドのリフティングに挑戦しましょう。

リフティングのコツとしては、

・ボールを蹴る瞬間までよく見る
・ボールを真下から真上に蹴る
・一定のリズムでリフティングを行う
・膝を曲げて、足首は蹴る瞬間だけ固定する
・全身の力を抜いてリラックスする

となります。

ボールを見ずに蹴ってしまっては、狙いと違うところを蹴ってしまう可能性もあります。

ボールを一定のリズムで蹴り続けるためには、ボールを蹴り上げる高さも調整する必要があります。

全身に力みがあったり、足の固定が不十分であったりすると、
ボールの高さなどが不安定になり、リフティングを続けることが難しくなっていきます。
そのため、リラックスした状態でボールを蹴る瞬間はしっかり足首を固定しておくと良いです。

膝を曲げてボールを蹴るというのは、膝を伸ばしたままリフティングをしようとすると、
伸ばしている分、ボールが遠くに行くので扱いが難しくなります。

ボールが更に遠くへ行ってしますと、止めることが出来なくなってしまうので、
リフティングが長続き出来なくなります。

そのため、膝を少し曲げながらボールを蹴って、ボールを扱いやすい位置にあるようにすると
自然とリフティングも長続きしていくようになります。

まとめ

今回はリフティングのコツを簡単にご紹介いたしました。

リフティングで重要なのは回数ではなく、ボールの扱いです。
沢山練習を重ねていくことで、ボールの扱いの技術が向上し、
試合にも生かしていくことが出来ます。

ボールを扱う技術は大人でも養うことが出来ます。

是非、これを見ている保護者の皆様もチャレンジしてみては如何でしょうか？