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知らなかった・・・!2枚目のイエローカードを貰っても退場なし!?

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4/18に行われた、ヨーロッパカンファレンスリーグの準々決勝2ndレグ、
アストン・ヴィラ vs リールの一戦で非常に珍しいシーンがありました。

試合は延長戦まで戦い両社譲らずに2-2、そのままPK戦へ。

PK戦の最中にアストン・ヴィラのGK エミリアーノ・マルティネス選手が相手選手やサポーターを挑発、
この行為に対して、非紳士的な態度だということで主審はイエローカードを掲示。

既にもう一枚のイエローカードを掲示されていたマルティネス選手。
まさかの守護神がPK戦中に退場か!?と騒然となりましたが、
その後もピッチ上に残りしっかり2本のPKを止めて勝利に貢献。

2枚のイエローカードを掲示されたのにも関わらず、なぜ退場にならなかったのか。

実はサッカーの国際競技規則の中にはこんな規則があります。

国際競技規則 日本語訳 87P
https://www.jfa.jp/documents/pdf/soccer/lawsofthegame_202324.pdf

「3.PK戦(ペナルティーシュートアウト)
試合後にPK戦(ペナルティーシュートアウト)が行われるときも、他に規定されていない限り、
競技規則の関係諸条項が適応される。試合中に退場を命じられた競技者はキックへの参加は認められないが、
試合中に競技者やチーム役員い示された注意や警告は、PK戦(ペナルティーシュートアウト)に繰り越されない。」

つまり、試合中のイエローカードはPK戦には持ち越されないというルールのため、
今回のような珍しい出来事が起きたという訳です。

ルール改正

サッカーは毎年少しづつルールの改正が行われている競技ですので、
意外と知らなかった!?と思うルールもあるかもしれません。

今では当たり前のGLT(ゴールラインテクノロジー)やVAR(ビデオアシスタントレフェリー)も、導入されたのはここ10年程のことです。
GLTは2012年に国際競技規則に追加、VARは2018年に追加されたルールです。

また、以前はキックオフの際に必ず前に蹴り出すことが必須があり、
必然的に2人の選手がセンターサークルに入る必要がありましたが、
2016年の改正で後ろにも蹴ることが可能になり、
センターサークルに2人の選手を配置する必要もなくなりました。

ハンドやオフサイドの基準なども毎年細かく変更になっています。
お時間ある方は是非、国際競技規則を読んでみてください!

最後に

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