1. HOME
  2. ブログ
  3. 【プロサッカー】チームの移籍が出来る期間や移籍の契約に種類ってあるの?

【プロサッカー】チームの移籍が出来る期間や移籍の契約に種類ってあるの?

海外のチームへ移籍する日本人も珍しくなくなり、高校生年代が日本のJリーグを経由せず海外へ移籍するといった例も出てき始めた昨今ですが、サッカーのチーム移籍には移籍が可能な期間といくつかの種類があるかご存知でしょうか。

今回はそんなサッカーのチーム移籍についてご紹介していきます!

移籍可能な期間

国際サッカー連盟FIFAは各国の主要リーグにおいて、移籍期間を年に2回設けることを定めていて、
第1移籍期間はシーズンとシーズンの間に最大12週間、第2移籍期間はシーズンの途中に最大4週間までという規定もあります。

試合が行われるシーズン期間は、国によって異なるので移籍期間もそれに合わせて変動があります。

例えば、日本のJリーグの場合、春秋制(3月〜11月)のシーズン期間を採用しているのため、
第1移籍期間が1月1日〜3月31日、第2移籍期間が7月15日〜8月15日となっています。

秋春制(8月〜5月)を採用しているヨーロッパ各国のリーグの場合は、
第1移籍期間が6月1日〜8月31日、第2移籍期間が1月1日〜1月31日までとなっています。

アメリカやロシアなど異なる期間中にリーグを行っている場合でも、
移籍期間はFIFAが定める通り、2回設けられています。

移籍の種類

チームの移籍に関してもいくつか種類があります。

完全移籍

チーム間同士で話し合いを行い、両者の納得する移籍金(契約解除金)などを取り決め、
選手の保有権を完全に譲渡する移籍を完全移籍と言います。

移籍金を支払い、新たなチームに移籍するという最も一般的な移籍です。

ただし、選手も納得する形での契約でないと移籍は成立しないため、
チーム同士での契約は出来たけど、選手との契約が上手く進まずに破断…という場合もあります。

ローン移籍

レンタル移籍とも言います。

その名前の通り、選手を貸し出すような移籍です。
例えば1年間のローン移籍の場合は、1年間のみ移籍先のチームに所属し、
1年後に元のチームに戻って来ます。

この移籍の場合は、基本的に移籍先のチームが完全移籍よりも割安な金額を所属チームに支払います。

また、この移籍には買取オプションという契約が含まれる場合もあります。

これは、ローン移籍契約終了時に優先的に選手の完全移籍をする権利が含まれるオプションです。
例えば、所属元チームが選手に戻ってきて欲しいとしても、このオプションを行使し一定の金額を支払った場合には、
完全移籍として、チームに移籍させることが出来ます。

また、この買取オプションが買取義務オプションとなる場合もあります。
これは、1年間のローン移籍契約終了後やローン移籍期間中に〇〇試合以上出場した場合には、
所属元のチームに移籍金を支払い、完全移籍で選手を買い取らなくてはならない契約です。

フリーエージェント移籍

現段階でどこのチームとも契約をしていない選手の移籍をフリーエージェント移籍と言います。

どこのチームにも所属していないので、移籍金は発生せず移籍期間外でも選手の登録が可能です。
日本人選手では、CSKAモスクワとの契約満了後にACミランに移籍した本田圭佑選手が有名です。

緊急補強

不測の事態により、緊急で選手の補強が必要になった場合の特例的な措置で、移籍期間外でも選手の獲得出来ます。
一部ヨーロッパのリーグにてこの制度が認められていて、所属するリーグを管轄するサッカー協会から許可を得て、
同国内の選手に限り、選手の獲得が出来ます。

最後に

今回はサッカーのチーム移籍についてご紹介しました。
今夏は日本人選手も数多く移籍を果たしましたので、
新しいチームでの活躍にも期待したいですね!

プレグラでは日本全国のサッカースクール・クラブをご紹介中!
お住まいの地域のスクールや、お子様にあったサッカースクール・クラブを見つけてください!!

投稿者プロフィール

プレグラ編集部
サッカーに特化した習い事検索サイトのプレグラの編集部です!
サッカーに関する情報や豆知識などを発信していきます。
掲載チームへの体験申込みやお問い合わせ、
チームの掲載ご希望はプレグラのサイト内お問い合わせフォームから!
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事