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【少年サッカー】食事を変えると身体の発達も変わる?

プレグラ特別企画「食事×スポーツ」第2回 食事を変えて、最高のパフォーマンスを。

WALPASSのサービスの根幹にあるテーマです。

今回はパフォーマンスと食事について触れていきたいと思います。
そもそも、なぜ食事がパフォーマンスに影響するのでしょうか。

答えはシンプル。
前回の記事にも記載したとおり、「口にしたものから身体が出来ている」からです。

このシンプルな真実は、スポーツをする人に限らず、日常生活を送る全ての人々にとって重要なことです。
適切な栄養を摂取することで、健康な身体を形成し、それを維持することで、
最高のパフォーマンスを発揮するための基盤が築かれる、ということになります。

◆口にしたものが与える影響

一般成人に例えてお話します。

お昼ご飯に脂っこいファーストフードを食べて、午後に猛烈な眠気に襲われることはありませんか?
飲み会や食事会の翌日に身体のどこか一部がむくんだ経験はありませんか?

これらの事象は、身体のどこかが急に調子悪くなったわけではありません。

原因ははっきりしていますね。
前者は血糖値の急上昇と急降下、後者は食べ過ぎによる塩分の過剰摂取が原因と言えるでしょう。
口にしたものが少なくとも身体に影響を与えていることが分かるかと思います。

上記にあげたのは極端な例で、飲食後すぐに起きている事象ですが、
栄養素の中には摂取してから身体に影響を与えるのに数週間かかるものもあります。

一方で、健康的な食生活を送ることが出来れば、
集中力を高め、疲労感を軽減することも期待出来ます。

例えば、朝食に良質なたんぱく質を摂ることで、
高いエネルギーを維持しやすくなります。
また、お昼ご飯では、適量の炭水化物を含む食事を摂ることで、
午後の身体の状態を向上させることが期待出来ます。

健康的な脂質を含む間食を摂取することで、過度な空腹感を防ぐことができ、
エネルギーを安定させることが出来ます。

どうやらこのあたりの理解を深めることは、
私たちにとってポジティブな影響を与えそうです。

◆スポーツ選手と成長期の子供

これまでの話は一般的な話でしたが、スポーツをする人、
もしくは、これから身体の成長がある子供に目を向けた場合どうでしょう。

例えば、プロのサッカー選手で考えてみましょう。

プロサッカー選手は、90分以上にわたり、高い強度でプレーし続けます。
このような激しい運動をし続けるためには、必要とするエネルギーと栄養素を
しっかりと体内に蓄えておかないといけないのは分かるかと思います。

試合を終えてもまた次の試合がやってきます。
その時までにはまた90分以上走ることが出来る身体に戻す必要があります。

そのために、鶏肉、魚、大豆製品などといった
良質なたんぱく質や炭水化物、糖質を適切に摂取する必要があります。

そうすることで、筋肉の疲労回復が促進され、
次のトレーニングや試合に向けて最高の状態で迎えることが出来るのです。

好物だからと言って、ジャンクフードや砂糖の多い食べ物ばかりを摂取しているとしましょう。
これらの食品は、一時的にはエネルギーを提供するかもしれません。
しかし、すぐに血糖値が急降下し、エネルギー切れや集中力の低下を引き起こします。
試合前に栄養価の低いファーストフードを摂取した結果、
試合中にスタミナ切れを起こし、パフォーマンスが著しく低下したというケースもよくあります。

スポーツ選手においては、食べたものは結果に直結してしまいます。

スポーツをしているのなら、なぜスポーツをしているのか、
自分の目的を見直して、食生活と向き合うことは大事かもしれませんね。

これまで述べたように、身体そのものに影響を与える食事ですが、
それが身体を大きくする成長期だとどうでしょうか。
成長期は、普段生活する上で最低限必要とするエネルギーの基礎代謝量にプラスして、
身体を大きくするために使われるエネルギーも必要になります。

さらにスポーツをしていたら・・・。
激しい運動で消費した分のエネルギーも補わなくてはなりません。
繰り返しになりますが、これらエネルギーの補給や成長に必要な栄養摂取のほとんどが口にするもの=食事からとなります。
このタイミングでそれらを摂取出来ないとなると、
一生のうちに何度もない貴重な「成長期」というビックチャンスを逃すことになってしまうかもしれません。

このあたりは、また今度詳しく触れていきたいと思います。

◆身体が資本

このように、私たちの身体はまさに口にしたものから出来ているのです。

バランスの取れた食事を心がけることで、強く健康な体を作り、
日常生活やスポーツでのパフォーマンスを向上させることができます。
スポーツ選手だけでなく、私たち全員にとって、何を食べるかは非常に重要な選択なのです。

今日の私たちの身体の状態は、過去の食事の蓄積によるものといっても過言ではありません。
健康診断で「普段から食生活を見直しましょう」なんて良く聞く話ですよね。
少し残酷ですが、頭で理解していても出来ないのが私たち人間です。

一方で、実はそれでも良いとも私は思っています。
無理やり我慢して、逆に身体にストレスをかけるなんてこともありますので。
ただし、何でもそうですが、しっかり理解した上で実行しないのと、
理解していないで実行しないのとでは、大きな違いがあると私は思います。

まずは食に関して、興味、関心を持っていただけると、
私がこうして書いている意味もあり、嬉しく思います。

株式会社WALPASS
飯島 雄一朗

投稿者プロフィール

飯島 雄一朗
飯島 雄一朗株式会社WALPASS 代表取締役CEO
東京都品川区出身、187cm、75kg。
幼少期から背の順は後ろをキープするものの、早期に成長期を迎えた仲間たちにどんどん身長を抜かれる。しかし、中学入学時160cmだった身長も高校入学時には184cmに。伸びきったと思われた身長もそこから3cm成長し、187cmに落ち着いた。小さな頃からプロサッカー選手になって、日本代表入りすることを夢にサッカーを続けたが、その恵まれた体格を活かせず26歳で儚く散る。
2021年3月グロービス経営大学院を卒業後、自身の経験を活かし、「スポーツ×食事」に着目し、同年8月株式会社WALPASSを設立。
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